仙腸関節障害・腰痛・股関節痛

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腰痛治療の哲学

腰痛の根本治療を始め、腰の機能障害によるスポーツ選手のケア、股関節痛や膝痛などの足の痛み、そして神経疾患による歩行障害や子供の発育障害など様々な問題に携わってきた経験を生かし、治療を受ける側だけでなく、治療をする側にも生涯にわたって身体の不思議を学べる様に、このページでも少々専門的なことにも触れています。

神経の圧迫や関節痛について述べるときに「身体の歪み」は非常に重要な概念です。しかし、歪んでいなくても「筋緊張など軟部組織による内部の力学」が存在しています。

歪みと神経痛・関節痛について最初説明していきますが、大切なのは身体の内部にどんな身体の力学的ストレスが内在しているかです。
これは触ってみて、動かしてみて、初めて表面に現れてきます。

患者様ご自身の不調を感じる能力を頼りにし、見た目(歪みや変形)に振り回されれず、しっかり一人一人触診して治療に努めさせていただきます。

分類 付随症状
力学的ストレス 膝関節症(変形・O脚・X脚・半月板損傷)
股関節症(変形・臼蓋形成不全・インピンジメント症候群・グローインペイン)
足関節症(変形・外反母趾・アキレス腱炎・足底腱膜炎・扁平足・ハイアーチ)
など
神経障害

痛み・痺れ(末梢神経障害)
足に力が入らない(運動神経障害)
感覚が鈍い(感覚神経障害)

血管障害 足が冷える(血管障害 or 自律神経障害)
皮膚色が青白い
長く歩けない
腎静脈のナッツクラッカー
内臓障害 逆流性食道炎(横隔膜の障害)
便秘・下痢
不妊

付随症状の聴取の重要性

腰痛を患う方に対して、その人それぞれに合わせた治療を提供するためには、腰痛自体の症状を詳しく把握すること以外に「付随症状」を聴取することが重要となります。
 
「腰痛と関係ない」と思っていたものでも、ストレスは遠く波及しますので、上にあげた付随症状の例以外にも普段感じる不調や過去に感じていた不調があれば仰ってください。
 
表に挙げた代表例として、
運動連鎖的によって力学的に足や腕から腰に負担をかけていることがあります。
神経は主に足に向かいますが、内臓や血管も支配していますので、機能を低下させることがあります。
また腰部は後腹膜臓器と呼ばれる身体の後方に位置する臓器と接触しているため、位置異常や機能障害を起こすことがあります。
 
当院では、どの部分にどんな状態が起こっているかを予測するために付随症状を重要視しています。

Sacroiliac Joint

仙腸関節

仙腸関節と股関節の関連

Sacroiliac Joint & Hip Joint

【仙腸関節の向き】と【寛骨臼の向き】

股関節を形成し、大腿骨頭をはめ込む受け皿である「寛骨臼」は前外方をむいています。
一方、仙腸関節は前内方を向く形で関節を形成しています。

仙腸関節の機能障害によって、寛骨臼の方向が変わり、結果、股関節に炎症を起こすことがよくあります。

股関節痛でお困りの方には、仙腸関節の機能をチェックします。
 

臼蓋形成不全と仙腸関節

臼蓋形成不全と仙腸関節

【臼蓋形成不全】とは

股関節を形成し、大腿骨頭をはめ込む受け皿である「寛骨臼」の天井部分を「臼蓋」と言います。
上半身の重みは、この臼蓋を通して足へと伝わっていきます。

先天的に、または変形など加齢やこの仙腸関節の問題によって寛骨の臼蓋が浅く、大腿骨を覆っている場合に、股関節や膝に炎症や痛みを起こします。

主に先天的な場合を「臼蓋形成不全」と言います。
レントゲンでは、図で示したCE角とSHARP角で臼蓋の形成不全があるかどうかを判断します。

当院では、臼蓋形成不全の方も、仙腸関節の機能障害により、臼蓋に問題を抱えた方も、骨盤や腰椎、股関節の協働運動をチェックし、治療にあたります。
 

仙腸関節とハムストリングス の緊張について

仙腸関節とハムストリングス の緊張について

仙腸関節とハムストリングス

仙腸関節は骨盤の上部にある関節ですが、仙腸関節の状態によって、坐骨結節(座ると座面にあたる骨)の位置は変化します。

ハムストリングスを構成する3つの筋肉は、坐骨結節に付着しており、膝の状態と坐骨の状態によって、3つの筋肉の張力が変化します。

状況によって、「力が入らない」「もも裏がはる」「足がつる」などハムストリングスの障害につながっていきます。
 
詳しくはランニングのコラムでも説明しています

仙腸関節と坐骨神経痛

Sacroiliac Joint & Sciatica

仙腸関節と坐骨神経の関連

仙腸関節と坐骨神経の関連

仙腸関節と坐骨神経痛

坐骨神経は、骨盤を形成する仙骨の前外側から体表に出て、坐骨結節のすぐ外側を走っています。
そのため、仙腸関節に異常を起こすと、坐骨神経を刺激してしまいます。

主に、坐骨結節の外方変位と仙骨の下方変位による問題が多いですが、仙腸関節の機能障害自体が坐骨神経痛に似た症状を出すことがあるため、当院では、坐骨神経痛の方は、ほぼ全員に対して、仙腸関節の機能をチェックしていきます。
 

坐骨神経の障害ポイント

坐骨神経の障害ポイント

坐骨神経が障害されるポイントは多数

坐骨神経は、とても長く走行しているため、一概に「仙腸関節の問題である」と決めつけるのはとても危険です。

私が今まで経験してきても、仙腸関節だけの治療で良くなるケースはまずなく、膝や足関節の治療も同時に行わなければ、効果が継続しなかったり、良くならないと言ったケースがたくさんあります。

来院いただいた全ての方に効果を出すためにも全身の機能検査を行いますので、その間、お体をお貸しいただけます様よろしくお願いいたします。
 

腰仙関節と椎間関節の形状と機能

Lumbosacral joint

仙腸関節と坐骨神経の関連

仙腸関節と坐骨神経の関連

腰椎椎間関節と坐骨神経痛

腰椎の椎間関節(下の図の緑)によって、「屈む」「反らす」という行為を大きく行うことができています。
細かい構造の話はここでは省きますが、この椎間関節が可動する際に、どこが力学的なテコとなっているかが腰痛改善には重要となります。

坐骨神経痛や腰部神経根障害(椎間関節前方の隙間から出る神経)、椎間関節性腰痛などは、この力学的テコが崩れたために起こっています。
施術によって椎間関節を広げて圧迫を取り除くことはもちろん、最終的には、この体幹のテコを改善させる様に、動作に対する身体の戦略も読み取るために動きながら治療を行なっていきます。
 

仙腸関節と坐骨神経の関連

仙腸関節と坐骨神経の関連

伸展時の中部腰椎から伸展した場合の上下椎骨の力学的変化

 

伸展時の下部腰椎から伸展した場合の上下椎骨の力学的変化

仙腸関節と坐骨神経の関連

仙腸関節と坐骨神経の関連

腹筋の過収縮している状態での腸腰筋による腰部の障害

椎間板ヘルニアや分離症になりやすい

 

背筋の過収縮している状態での腸腰筋による腰部の障害

椎間関節性腰痛や腰部神経根障害につながりやすい
仙腸関節と坐骨神経の関連

仙腸関節と坐骨神経の関連

腰椎椎間関節・腰仙関節における形状の個体差

仙腸関節の関節構造も個体差はあると思うのですが、その研究を目にすることはありませんでしたが、椎間関節および腰仙関節の形状的個体差はかなり多いということは知られています。

形状を知ることがどんなメリットがあるのかというと、関節の動きは形状に完全支配されているため、形状の個体差を理解しておかなければ、同じ治療を行なっているのに、効く方と効かない方が出てきてしまいます。

頸椎・胸椎(背中)と腰椎では構造が異なることは国家資格を持つものであればだいたい知っているかと思います。 しかし、腰椎の形状の個体差を知っている場合、腰椎であっても胸椎や頸椎と同じ様な力のかけ方が必要な人もいることを理解いただけるかと思います。

脊椎の触診を研究し続けている我々だからこその気づきではありますが、医療関係者の方もご覧になっていただいているためこちらに記載しました。

 

仙腸関節の機能障害の原因と様々な症状

Sacroiliac Joint Disorder

上半身の状態と仙腸関節の障害

上半身の状態と仙腸関節の障害

脊椎や各関節の機能障害と仙腸関節の障害

仙腸関節は強固な関節のため、簡単には問題を起こしませんが、水の滴が少しずつ石を削るかの様に、長時間にわたり負荷が続くと次第に歪み始めます。

股関節の筋肉によって障害を受ける場合もあれば、上半身からの重みを受けて機能障害に至る場合もあります。

立っている時間が長い場合は、足首の問題も関わるケースがあります。
 

仙腸関節の障害と様々な症状

仙腸関節の障害と様々な症状

仙腸関節の障害と様々な症状

仙腸関節の不調は今まで説明した様に、股関節や坐骨神経痛の様な症状を出しますが、それ以外にも歩行障害や恥骨の痛み・アキレス腱炎や外反母趾・さらにはめまいなど、様々な問題を引き起こします。

大きな理由としては、仙腸関節は、他の関節と違って、腕や足を動かす様に意識して自分で動かせないという点です。

意識して動かせないために、いつの間にか他の関節に対して運動障害を引き起こしているため、ストレッチや運動では治せません。

ここが、股関節や腰と少々違う問題点の1つではないでしょうか。
少しでも不調を改善できます様、当院では、様々な症状で困っている方にも、仙腸関節に関しては、全ての方にかなり細かく検査していきます。
 

wordpressに投稿している症例報告をご覧になる場合は、
こちらをクリックしてください。

 

他の臨床コラムはこちらからご覧になれます。

 

動作分析と機能評価
※オンラインでもできます

①動作分析

スイングフォーム分析(背面、側面、前面の3方向)
※来院が難しければ、スイング動作を撮影した動画をメールやLINE等で送っていただいても結構です。オンラインでも対応致します。

②問診

スイングに対しての要望や悩み、また身体に対しての違和感や不調などの把握。これまでの怪我や手術の経歴(既往歴)など、体質と経過を把握していきます。

③機能評価

フォームの問題点が体の問題なのか、ただの癖なのかを把握するために必要な理学検査を行い、身体の機能評価を行います。
※来院が難しい場合は、こちらが指定する動作をオンラインの環境で行っていただき、その動きに対する動作分析から身体の状態を把握します。

④リハビリテーション・運動療法・治療

機能評価の結果とフォームの問題点を照らし合わせて必要なリハビリテーションを指導します。また施術によって、関節のスムーズな動きを作ったり、神経の足痛を測り、動きにキレを出していきます。
※来院が難しい場合は、オンラインにて必要な運動療法を指導します。
 
全てオンラインにてできますが、一度でも検査・触診・治療を行ったことがあると分析が正確になります。一度来院されることをお勧めします。
 
通院中の方は無料で動作分析を行いますが、通院されていない方は初診時と同じ料金にて対応致します。

Our Clinic

当院概要

所在地

東京都港区芝5−27−5山田ビル503

最寄駅

JR田町駅 徒歩2分
都営地下鉄三田駅 A3出口 徒歩1分

料金

8,800円(税込)
クレジットカード対応可 Visa , Master , JCB , Amex
初診料2,200円(税込)

(次の予約なく2ヶ月間が空くと初診料が発生します。)

高校生以下6,600円(税込)

訪問(出張)による施術を希望される方は施術代11,000円+交通費

駐車場

当院には駐車場はございませんので近隣のコインパーキングをご利用ください。

休み

日・祝 休み
木・金 午前休み

受付時間

午前:  9:30〜14:00
午後:14:00〜20:00
受付時間外の予約も可能ですので、通勤帰りなどもご相談ください。

連絡先

電話:03-6435-2437
Email:nishimura.ac.office@gmail.com

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トップアスリート治療キャリア

マラソン:世界陸上出場

中距離:世界陸上出場

サッカー:海外でセミナー招待(腰痛および膝・股関節障害)

自転車:世界チャンピオン

サーフィン:日本チャンピオン

バレエ:海外プリンシパル

馬術:学生チャンピオン

テニス:学生チャンピオン

ボクシング:五輪メダリスト

ムエタイ:世界チャンピオン

その他、伝統芸能各種

脳神経障害(パーキンソン病・脳梗塞後の麻痺)講義

 

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