膝の痛み

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2021.10.14

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リズム障害とその神経回路 歩行・ランニング・ドラム演奏

膝関節治療の哲学

 どの関節もその特徴を理解し、多角的な分析をひたすら続けてきて、やっと真実に少し近づくことができるようです。
 膝の痛みに対する治療を通して、身体の不思議をまた1つ体験していきます。
ここでは大きな3つの身体的機能を紹介したいと思います。

①つ目の理由は、膝関節は内側と外側で構造的に異なり、その関節の構造的に縛られた運動を行うため、筋肉や筋膜の単純な機能では解決できない問題が非常に多いからです。

②つ目の理由として、足関節と股関節という自由度の高い関節に挟まれているが、膝関節自体は自由度が少ない関節のため、足関節と股関節がどんな状態にいるかによって膝関節のおかれる状況が変わるからです。
 
③つ目の理由は、股関節にも言えることですが、坐骨神経と大腿神経と呼ばれる2つの神経に支配されていることも影響しています。
 

膝関節の特殊な構造と機能

Specific Function of Knee Joint

構造医学の考え方は仙腸関節や腰痛などでも理解することができます

膝関節の内側と外側の構造的違い

 関節の構造はそれぞれについて覚えていないといけないため、多くの方がその勉強を諦めてしまいがちです。
 しかし足関節や手関節と同様、この構造の違いを知っているかどうかが治療結果に大きく影響を与える関節の一つです。
 
 膝関節の内側は大きな円の大腿骨に対して、脛骨の内側の関節面はくぼんだ形をしています。そのため脛骨は転がるようにして大腿骨の関節面を転がります。
この構造によって、内側は足関節側が膝関節側よりも速く大きく動く必要があるため足関節の緊張の影響を受けやすくなっています。
 外側はというと、大腿骨の関節面は小さな円の形となっており、脛骨の外側の関節面は比較的平らの形状です。そのため前後にスライド(並進)する動きで膝の曲げ伸ばしを行なっています。
こちらの方が関節が浅く接することで自由度が高くなっていますが、大腿二頭筋などの膝の外側に付着する筋肉の影響で脛骨もろとも後方(もしくは前方)に大きく引き付ける可能性が出てきます。
 
 当院では、外側と内側の構造的違いに合わせて関節モビライゼーションを行なっています、
 

膝蓋骨による大きなテコとその変位による障害

 椅子から立ち上がる際に、膝は90度動きます。しゃがんだ状態からだと120度以上動きます。
 この関節の大きな動きを効率よく行うために、滑車の機能として、人体で最大の種子骨である膝蓋骨(お皿)が存在しています。
  この種子骨は、膝の大きな動きに合わせて位置を移動します。そのため、この位置から問題となっている状態を予測することもできます。
 
 オズグットなどで知られる成長痛などにもこの滑車の機能障害が多いため、学生やスポーツ障害においても重要なチェックポイントとなります。

てこの原理は、身体のどこにでも存在していますが、足底のアーチにも活かされており、動画で説明していますのでこちらもご参照ください
神経による調整として一番重要な部位は、手です。
構造医学と神経学をうまく活用しなくてはいけない部位ですので、こちらも理解の助けになるかもしれません。

膝関節の特殊な神経支配

 この解剖学的特徴は神経機能の調整が必要であることの理由ではあるのですが、神経機能の調整については他のページでもたくさん記載しているので、そこは割愛し、膝関節の治療がなぜ困難を極めるのか、筋肉についても一つ紹介したいと思います。

 肩関節には、肩の伸筋かつ肘の伸筋である上腕三頭筋と、肩の屈筋かつ肘の屈筋である上腕二頭筋は拮抗した関係にあります。肩の機能と肘の機能が入れ替わる筋肉は存在しません。
 しかし膝関節では、縫工筋と四頭筋の違いのように、股関節では屈筋で同じであるが、膝関節においては伸筋である四頭筋と逆の機能である屈筋である縫工筋といったように、股関節と膝関節の機能が逆転している筋肉が存在しています。

 この特徴も膝の治療が思うように行かなくなる理由ではないでしょうか
 
筋収縮の神経メカニズムについてのコラム

仙腸関節とハムストリングス の緊張について

仙腸関節とハムストリングス の緊張について

仙腸関節とハムストリングス

仙腸関節は骨盤の上部にある関節ですが、仙腸関節の状態によって、坐骨結節(座ると座面にあたる骨)の位置は変化します。

ハムストリングスを構成する3つの筋肉は、坐骨結節に付着しており、膝の状態と坐骨の状態によって、3つの筋肉の張力が変化します。

状況によって、「力が入らない」「もも裏がはる」「足がつる」などハムストリングスの障害につながっていきます。
 
詳しくは仙腸関節のコラムでも説明しています

キネマティクス的治療戦略

 関節構造学・筋膜トリガーポイント・神経支配この三種の神器のような技術で痛みの多くは改善できます。
 しかし、記憶された運動パターンに問題がある場合、動くとまた痛みが再燃するなどといった繰り返す痛みに苦しむことが一定数の方でいらっしゃいます。
 
 この部分は運動力学(キネマティクス)と関節機能学を合わせて考えていくことが大切です。
 
 例えば図のように、立ち上がる動作の膝の伸展では、膝関節を形成する大腿骨遠位部も脛骨近位部も後方に移動します。
※この際の骨運動学においての差も重要ですが、かなり難解になるため割愛します。
 この動きとは違い、ボールを蹴るような動作における膝の伸展は、大腿骨が固定され、下腿遠位部が大きく前方に移動し、脛骨近位部は硬いの移動に遅れながら前方に動き、結果膝が伸展されます。
 
 前者は股関節の柔軟性が必要で、後者は足関節の柔軟性が必要になります。
  今ご紹介した2つの膝の伸展の違いは、実際の歩行において両方含まれるため、歩きのタイミングで膝の痛みが変化するのもそういった傾向にあります。
 

股関節・膝関節による膝関節の負荷増大

 膝関節に良いと言われる内転筋のトレーニングや母指球での接地は、本当に膝関節にとって効果的な運動になるとも限りません。
 内転筋のトレーニングも足底の母指球接地のバランストレーニングも目的を間違えると逆に膝のストレスを増大させることにもつながってしまいます。
 
 股関節や足関節は自由度の高い関節のため、トレーニングによって筋肉を賦活させることは非常に重要です。しかし、内転筋や母指球側への重心移動は、膝にとって必ずしも安定したトレーニングとなり得ないのは、図で示したような場合に起こります。
 
 Q角やFTAといった膝の角度(アライメント)が股関節や足関節のトレーニングによって変化する場合があることも考慮しなければなりません。
 

wordpressに投稿している症例報告をご覧になる場合は、
こちらをクリックしてください。

 

他の臨床コラムはこちらからご覧になれます。

 

動作分析と機能評価
※オンラインでもできます

①動作分析

スイングフォーム分析(背面、側面、前面の3方向)
※来院が難しければ、スイング動作を撮影した動画をメールやLINE等で送っていただいても結構です。オンラインでも対応致します。

②問診

スイングに対しての要望や悩み、また身体に対しての違和感や不調などの把握。これまでの怪我や手術の経歴(既往歴)など、体質と経過を把握していきます。

③機能評価

フォームの問題点が体の問題なのか、ただの癖なのかを把握するために必要な理学検査を行い、身体の機能評価を行います。
※来院が難しい場合は、こちらが指定する動作をオンラインの環境で行っていただき、その動きに対する動作分析から身体の状態を把握します。

④リハビリテーション・運動療法・治療

機能評価の結果とフォームの問題点を照らし合わせて必要なリハビリテーションを指導します。また施術によって、関節のスムーズな動きを作ったり、神経の足痛を測り、動きにキレを出していきます。
※来院が難しい場合は、オンラインにて必要な運動療法を指導します。
 
全てオンラインにてできますが、一度でも検査・触診・治療を行ったことがあると分析が正確になります。一度来院されることをお勧めします。
 
通院中の方は無料で動作分析を行いますが、通院されていない方は初診時と同じ料金にて対応致します。

Our Clinic

当院概要

所在地

東京都港区芝5−27−5山田ビル503

最寄駅

JR田町駅 徒歩2分
都営地下鉄三田駅 A3出口 徒歩1分

料金

8,800円(税込)
クレジットカード対応可 Visa , Master , JCB , Amex
初診料2,200円(税込)

(次の予約なく2ヶ月間が空くと初診料が発生します。)

高校生以下6,600円(税込)

訪問(出張)による施術を希望される方は施術代11,000円+交通費

駐車場

当院には駐車場はございませんので近隣のコインパーキングをご利用ください。

休み

日・祝 休み
木・金 午前休み

受付時間

午前:  9:30〜14:00
午後:14:00〜20:00
受付時間外の予約も可能ですので、通勤帰りなどもご相談ください。

連絡先

電話:03-6435-2437
Email:nishimura.ac.office@gmail.com

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トップアスリート治療キャリア

マラソン:世界陸上出場

中距離:世界陸上出場

サッカー:海外でセミナー招待(腰痛および膝・股関節障害)

自転車:世界チャンピオン

サーフィン:日本チャンピオン

バレエ:海外プリンシパル

馬術:学生チャンピオン

テニス:学生チャンピオン

ボクシング:五輪メダリスト

ムエタイ:世界チャンピオン

その他、伝統芸能各種

脳神経障害(パーキンソン病・脳梗塞後の麻痺)講義

 

当院の外観・内観